マン・レイ展

妹とマン・レイ展へ行ってきました。ものすごく濃い内容で、履きなれた靴だけど8センチヒールは無謀だったな。「知られざる創作の秘密」と題している通りに、初公開のものもたくさん。彼がカラー写真を撮ってるなんて初めて知った。元司書としては面白かったのはインデックスカード。レプリカだけど何冊か展示されていて、実際にぱらぱらめくってみることもできる。すごい。写真はいろいろあったけど、やっぱりジュリエットのものが印象深かった。愛が溢れてるよ。特別美人ではないけれど、やっぱり素敵。彼が撮った美人たちも勿論素敵なんだけど*1、ジュリエットの魅力はまた別。私はかのキキよりも好きだと思った。
展示の後は大好きなギャラリーショップへ。カードと小物を1点ずつくらい、いつも何か買うけど、今回は欲しいものだらけで困った。青いハートや黄金色の口唇の、お馴染みのモチーフのグッズ*2がいろいろ。青いハートの携帯ストラップと黄金色の口唇のペン、ポスターを買いました。が、Tシャツがすごく可愛かった。ポスターも欲しいものばっかりで選ぶのが大変。本当は『Dancer Danger』が欲しかったけど、私の部屋には少し大きかったので、レンズ越しのセルフポートレイトを。『Dancer〜』と同じ大きさで大好きなジャン・コクトーの横顔のポートレイトがあって、それも捨てがたかった。今回はカードは買わず。『ヒトデ』がちょっと欲しかったのだけど我慢。『バラの木』のカードかポスターがあれば絶対買いたかったけど、それはグッズにはなってなかったです。
心残りは映像展示をきちんと観られなかったこと。空いてるって聞いてたのに、混んでるんだもん。映像のジュリエットが本当に可愛くって。もう一度くらい観たかったけど、残念。1,500円とお高めですが、大満足のボリュウムだった。

*1:キキとかエヴァ・ガードナーとかリー・ミラーとか。

*2:グッズを手がけたのはNadiffでした。